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ボルドーへ その1 ‐ シャトー・マルゴー
バッカス

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
すっかりご無沙汰してしまいました。

4月の末にイタリアソムリエ協会の方が企画した6日間のボルドー・バスツアーに参加してきました。
ミラノから南東約60Kmにあるピアチェンツァ発、なんと12時間のバスの旅です。
総勢40人あまり。 私以外は全員イタリア人だったのでバスの中もにぎやかなことなんの!
映画のDVDをかけてみたり、トランプのトーナメント大会を開いてみたりと、移動中の“死んだ”時間をいかにみんなで楽しく過ごすかという術をさりげなく心得ているイタリア人には心底感心させられました! おかげで12時間のドライブも思ったほど退屈せずにすむことに・・・。オミゴト、パチパチ!!!

翌日からマルゴー&ポイラック、3日目サンテミリオン、4日目ソーテルヌ、5日目はちょっと北上してコニャックと、いろいろ見て回ることができました。
これから何回かに分けて、この旅のハイライトをお伝えしていきたいと思います。

シャトー・マルゴー

そうです、この奥に見えるあの建物がそれです・・・。
「シャトー・マルゴー」

ワインのことを本格的学び始めて3年あまり。こんなに早く訪れる機会がくるとは思っていなかったので、バスからここへ降り立ったときには本当に胸が震えました・・・。

もっと近づいてみましょう。

シャトー・マルゴー

現在のこのシャトーは1812年に再建されたもので、現オーナー(1977〜)はギリシャ人のアンドレ・メンツェロプロス氏。
シャトーの全敷地面積は約260ヘクタールで、そのうち赤ワイン用ブドウ畑が82ヘクタール、白ワイン用が12ヘクタール。 自社園のブドウだけで醸造し、第3者からの買い入れはありません。

シャトー・マルゴーのブドウ畑

シャトー・マルゴーにはまた、熟成に使うバリーク樽を製造する工房もあります。
樽工房や醸造所は、シャトー正面の裏手になります。



一日3樽のペースで年に約400樽を自社生産し、残りの800−900樽は外部から購入しているのだそうです。 ただ、樽内部のトーストは外部に発注するのだそうです。 ちなみにトーストの具合は「ミディアム」とのこと。

ファースト・ワイン「シャトー・マルゴー」のバリークでの熟成期間は24ヶ月、セカンド・ワインの「パヴィヨン・ルージュ」は18ヶ月で、前者にはすべて新樽を、後者にはファースト・ワインで使ったものの再利用と新樽が50%/50%の割合で使用されます。

これまで訪ねたイタリアのワイナリーではあまり見かけたことがなかったのですが、今回のボルドーへの旅では、2階式の貯蔵庫を備えているシャトーにいくつか出会いました。マルゴーもそのひとつです。地上階の貯蔵庫では、現在2008年のワインが熟成中。



地下の貯蔵庫では、2007年のワインが熟成中です。



驚いたことに、2008年もの(まだ熟成していないワイン)もすでにネゴシアンたちとすべて取引済みで、その価格はというと、1本110ユーロ+付加価値税だそう。150,000本生産し、ワインは2010年までシャトーで熟成させたのち出荷されるのだそうです。ご参考までに、セカンドワインの値段についてもお知らせしておきますと、一本22ユーロ+付加価値税で、200,000本の生産だそうです。

地下にはまたシャトー自身のワインセラーもありました。年代もののワインが静かに眠っています。

シャトー・マルゴーのお宝ワイン倉

近年の特に良かったヴィンテージは2004年、2006年で、特に2006年が最高の出来だそうです。
飲み頃はというと、セカンドワインでヴィンテージから少なくとも5年後、ファーストワインで少なくとも10年後ということです。

さて、待ちに待った試飲!私たちが試飲させてもらったのは2004年ものでした。
初めて味わう「シャトー・マルゴー」・・・グラスを手にしても、まだ信じられない思いでした・・・。

2004年は天候にも恵まれた大収穫年で、収穫量は1ヘクタール当たり5200リットル。
特にメルローの出来が良かったので、メルローの配分がいつもより多くなっているそうです。

カベルネ・ソビニョン 79%
メルロー          18%
ぺティ・ベルドー    2%
カベルネ・フラン    1%

2006年8月に瓶詰めされました。



香りが非常に豊かでエレガントです。 素晴らしい花のブーケと完熟した果実の香り。その間にカベルネ特有のベジタブル香が品良く漂ってきます。口に含むと、まだ若いワインですがタンニンはある程度落ち着いていてスムーズ感があります。そして、しっかりとした酸味がきりりと味をひきしめています。長い余韻の中でカカオや甘草、甘系のスパイス香も姿を見せます。

マルゴーは、メドックの他の第一級ワインと比べ女性的な優しいワインだと聞いたことがありましたが、なんとなくそのニュアンスがわかるような気がしました。 とても繊細で洗練された包み込まれるような味わいのワインでした。
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