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イタリアの松茸(!) ポルチーニ 

みなさん、楽しい夏休みを過ごされましたか?

イタリアではまだまだバカンスが進行中・・・。
海に、山に、みんな休暇に出かけたっきり、ミラノの街はまだがら〜んとしています。

そんなわけで、私もミラノから近場の山で一週間ほど涼んできました。
「ヴァルサッシナ」(Valsassina, サッシナ渓谷)は、ミラノから北へ車で約一時間くらい、レッコ湖の向こうにあるのですが、もうアルプスの麓なので、とても涼しく気持ちよいのです。
トンネルをいくつもくぐりながら行くのですが、最後のトンネルを抜けると気温もスッと下がって、さっそく車の窓全開で自然の心地良い風を楽しむのでした。この瞬間がたまりません!

山で何がいいって、・・・蚊がいないことです。
ミラノは蚊の宝庫、しかも網戸もそこまで普及していないので、普段はベープで身を守るしかないのですが、焚いても焚いても、やっぱり刺されるのです、これが。
その点、山では窓全開にしていても、刺される心配がなく、心置きなくリラックスできるというものです・・・。

さて、先週の日曜日、そのヴァルサッシナからさらに車で1時間くらい走ったところにある「ヴァル・ディ・メッロ」(Val di Mello, メッロ渓谷)にピクニックに行ってきました。

Val di Mello

メッロ渓谷は、欧州でも有名なロッククライミングのメッカで、見上げるような岩壁がいくつも並んでいて、それぞれの壁が「神々の棲み処」、「妖精の手」 「新月」などの愛称でロッククライマーたちに親しまれています。

「神々の棲み処」

渓谷の真ん中をうっとりするほど澄んだ冷たいアルプスの雪解け水を運ぶ川が勢い良く流れています。水着も一応持っていったのですが、ひざ上まで水に浸かるのが精一杯で、ジャポンと飛び込むには至りませんでした。 でも本当に気持ちよかった!



山道を歩いていると、かごに一杯のポルチーニを抱えて奥から戻ってくる山男のおじさんたちに何人か出会いました。
ポルチーニは、日本の松茸のようなもので、イタリアの高級キノコです。

「えっ、もうポルチーニの季節なんだ?」

地元ではこんなに早くから収穫されているんだということに驚きながら、すれ違いざまにかごの中身をしっかり観察すると、大きくて立派なポルチーニがごろごろしているではありませんか!

「あぁ、私たちもキノコの採り方を知っていたら・・・」 (=おいしいポルチーニのパスタが食べられるのに・・・) 

でも知らないので仕方ないですよね。 まあ、季節になって市場に並ぶのを待つしかないか、とあきらめながら、ピクニックを続けました。

夕方、ヴァル・ディ・メッロからの帰り道。車を走らせていると、路肩に止まった一台の古いFiat「パンダ」のバックウィンドーに一箱のポルチーニが通りがかりのドライバーによく見えるように立てかけられているではありませんか!

「ポルチーニがあった!!! ポルチーニを売ってる!!!」

通り過ぎた後、運転していた連れがそう叫ぶので、急いで引き返しパンダまで戻ってみると、その先の低い塀に白髪の品のいいおじさんが腰掛けていました。

「あのポルチーニを売ってるんですよね?」

おじさんは微笑みながらうなずき、全部で30ユーロだといいました。 箱ごと買うにはちょっと多すぎる気もしましたが、バラでは売ってくれないし、触ってみると硬く新鮮であることがよくわかり、冷凍保存もできるよとおじさんが教えてくれたので、思い切って奮発しました。
去年の秋、ミラノの朝市でポルチーニは中くらいのキノコふたつでも15-18ユーロはしていたと記憶しています。箱の中には大きなキノコが7−8こ、中小のキノコが15こくらい入っていたので、30ユーロはどちらにしても超お買い得価格、やったね! 

おじさんから買ったポルチーニの一部

そして、地元の名物には地元の特産ワインですよね。
ヴァル・ディ・メッロは「ヴァルテリーナ」(Valtellina)という地域にあり、ヴァルテリーナはロンバルディア州でも有名な赤ワインの生産地です。
ネビオーロ種から造られるこのワインは、酸味とタンニンのしっかりした、熟成にも向いた本格的なものです。 
地元のスーパーでも、ワインコーナーではこの「ヴァルテリーナ」が幅を利かせていて、私たちも3本購入しました。

「パルパデッラ」という幅の広い卵のパスタでポルチーニを料理し、ヴァルテリーナのおいしい赤ワインとともにいただく。
Fiatパンダのおじさんのおかげで、私たちは思いがけなく、一足早い秋の美味に舌鼓を打ったのでした。



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