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メラーノ・インターナショナル・ワイン・フェスティバル2008

Kurhaus入り口付近


このフェスティバルは、毎年11月初旬の週末にメラーノというもうオーストリア国境に近い小さな街で行われる国際ワインフェアです。
私は、今年初めて参加しました。
イタリアでは毎年春にベローナで開かれるVinitalyが有名ですが、大海原のようなVinitalyに比べ、こちらはそれよりもずっと規模を絞り込んだもの。 しかも、ここで試飲できるワインはすべて世界各国の85ポイント以上の高品質ワインだけときているので、ワイン通が国内外から集まってくる格調高い祭典でもあるのです。
メイン会場もKurhaus(カーハウス?)という20世紀初頭に建てられた新古典主義の美しい建物。
何もかもがとてもシックにアレンジされています。
なので、当然入場料もお安くなく、私が参加した土曜日8日はひとり85ユーロでした。 情報によると、去年より一気に15ユーロも値上がりしたそうで、それはフェアのあまりの混雑ぶりに昨年クレームがついたことを憂慮した主催者側が、問題を解消するため意図的に値上げしたらしいといわれています。実際、今年は昨年に比べ期間中の入場者数は14%減で約6000人だったそうで、そういえば、私も各スタンドを回っているとき、人が多くてしょうがない(!)という思いはしなくて済みました。

さて、中に入ってまず最初に訪れたのはボルドー・ワインがずらりと並ぶ広間。メドック、オー・メドックからポムロル、サン・テミリオン、バルザック、ソーテルヌまで、約40の有名シャトーがずらりと並んでいます。嬉しいやら、ちょっとひるみそうになるやら・・・。 さすがに5大プレミエ・クリュはいなかったけれど、グラン・クリュ・クラッセが揃っています。 特に印象に残ったのは、シャトー・オー・バージュ・リベラルの2001(香り・味とも非常に複雑な上に個性的な深みが感じられた)と、シャトー・ランシュ・バージュの1995(絶妙のバランスとエレガンスにもかかわらず、酸の若々しさが先の長さを感じさせた)。


Kurhaus(左手)とアディジェ川



その後、Kurhausの前を流れるアディジェ川を渡り、別会場のホテル内の一広間を陣取っているブルゴーニュとシャンパーニュのセクションへ。 こちらはボルドーに比べるとやや地味な展開で、両地域合わせて18のワイナリーが参加しているだけでした。 しかし、その分焦らず落ち着いて試飲できるというもの。 私のすぐ先で試飲していたイタリア人男女のワイン・ブロガーのおふたりとも意見が一致して、Domanie d'Ardhuyの3本のワインはどれも舌鼓を打つ旨さでした。しなやかでフィネスのある味わい。
‐Puligny Montrachet Le Tre'zian 2006
‐Clos de Langres Monopole 2005
‐Clos de Vougeot Grand Cru 2006
シャンパーニュでは、Champagne Roger Brun Cuvee' des Sires La Pelle Grand Cru 2002。マルヌ地方・アイ村の年代ものブドウ畑のピノ・ノワールから作られているそう。繊細な泡立ちと複雑な香りに、口当たりは優しいけれどボディはしっかりしています。

このあと、他のインターナショナル・セクションでオーストリアやドイツの白ワイン(特にアイスワインやリースリング)、新世界のワインも複数試飲しました。

結局この日一日ではイタリアワインまで手が届きませんでしたが、実はこれには後日談があるのです。今回のフェスティバルに一緒に出かけた2人のイタリア人の女性友達が、翌日知り合い・顔見知りの生産者やワイン・エージェントなどに隈なく連絡し、「今日もちょっと中に入れないかなー?」と何とか”ただ券”を手に入れようと必死にもがき、散々粘った結果、なんと知り合いの生産者のそのまた知り合いエージェントが偶然私たちの前に通りかかり、普通はめったに手に入らない招待状を見つけてきて、私たちはなんと第2日目も午後になってからではありますが入場に成功したのです。 
助け合いの精神というか社交力というか、目的達成まで頑としてあきらめないイタリア人の執念に、改めて恐れ入りました・・・。
でも彼女らのおかげで、イタリアのワインもピエモンテからトスカーナ、アブルッツォまで少なからず試飲することができたし。 グラッツェ!





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